ハウスクリーニングサービスは、どのような人が利用しているのでしょうか?
ここでは、ハウスクリーニングサービスを実際に利用している人がどのぐらいいて、どのような人々がどのような理由でハウスクリーニングサービスを利用しているか、データに基づいて説明していきます。
ハウスクリーニングサービスはどのような人が利用しているの?
それでは、実際にハウスクリーニングサービスを利用している人は、どのような人々なのでしょうか?ここでは、いくつかのデータを基に利用者の実態をご紹介します。
株式会社マーケティングリサーチシステムが実施した「ハウスクリーニングに関する調査」によると「ハウスクリーニングサービスを知っていますか」の問いに全体の91%が「知っている」と回答しており、そのうち「知っていて利用したことがある」は8%に留まる結果となっていました。
「知っていて利用したことがある」と回答した割合が高かったのは、男性20代、40代、50代、女性50代でした。
上記データを見ると、利用率としては20代、40代、50代の男性の割合が高くなっているのは、「仕事が多忙で時間がない」「掃除があまり得意ではない」等の理由で、ハウスクリーニングサービスを利用している方が多いと推測できます。
実際に最近では都心部を中心にハウスクリーニングサービスを利用する単身サラリーマンの方が増えてきており、一人暮らし男性向けの特別プランなどを用意するハウスクリーニングサービス会社なども出てきています。
一方、国民生活センター相談情報部のレポートによると、国民生活センターに寄せられたハウスクリーニング(掃除)サービスに関する相談情報のうち、ハウスクリーニング(掃除)サービスにおける契約当事者の4分の3が女性となっています。これは家事担当の主体が女性であることが影響していると推測しています。
ハウスクリーニング(掃除)サービスにおける契約当事者の年代別では、70歳以上が全体の38%を占め、次いで多い60歳代が18%で、60歳以上の高齢者が56%を占めています。
30歳代は12%、40歳代は15%、50歳代は15%となっています。
ハウスクリーニングサービスは、自分で動くことが難しくなってきた高齢者の利用が多いものの、共働き世帯や単身世帯等、幅広い年代で利用されていることが分かります。
(出所:ウェブ版「国民生活」2017年12月号)
まとめ
これらのデータを整理すると、ハウスクリーニングサービスの認知率は高いものの利用経験率はまだまだ高くなく、ハウスクリーニングサービスを積極的に利用しているのは、20代、40代、50代の男性といった横顔が見えてきます。
「仕事で忙しい」「掃除が得意ではない」「掃除をゆっくりと行う時間がない」等の理由からハウスクリーニングサービスを利用していると推測されます。
仕事中心のライフスタイルを送っている方々にとっては、掃除の手間も時間も節約できるハウスクリーニングサービスは非常に魅力的な選択肢となっているようです。
ぜひハウスクリーニングサービスを有効に利用して、毎日の生活をより充実させてみてください。